5・3 長期保全計画
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発電所の系統、設備、機器について経年変化事象を抽出、評価して高経年化対策を検討立案するが、これを長期に亘って実施計画に展開したものを長期保全計画と呼ぶ。ある例では上記検討の結果抽出された、約30項目の留意事項を長期計画に展開している。原子炉圧力容器・主配管の疲労や応力腐食割れ、格納容器等の腐食などの対策や、機器基礎ボルトの経年変化監視等が含まれている。 (篠田 度)