Pu利用と核燃料サイクル
Pu利用・核燃料サイクルに関連した公開発言

福島県知事への質問状  
プルサーマルを何故認めないのか(続)
 
04/05/09天野牧男
福島県知事に送った質問状を「プルサーマルを何故認めないか」を下記に紹介しましたが、福島県から二人の参事の連名で回答が来ました。4ページにわたる長文のもので、福島県の原子力に対する従来の対応を説明され、昨年の東電の不正問題から、国の原子力政策、安全確保にかかわる基本的な体制、体質そのもののあり方が問われるようになり、これがプルサーマル計画に対する従来の事前了解を白紙撤回する理由であると述べられてありました。これはそれに対する再度の質問状であります。


福島県知事への質問状  
 プルサーマルを何故認めないのか
04/04/09天野牧男
最近福島県知事がプルサーマル計画を白紙撤回し、その後は一切考えないと、プルサーマルを今後認めないという意思を示されたということが報道されました。 プルサーマルはわが国の原子力政策の上で重要な位置を占めるものであって、その禁止は重大な影響をもたらす事になります。この一文は何故このような決断をしたのか、尋ねたものであります。


核燃料サイクルを考える 
03/12/08中尾 昇
昨今問題となっている核燃料サイクルについて、プルサーマルを論点としてまとめたものです。結論としては、説明不足で国民が理解していないというのが現状認識ではありますが、エネルギー自給の大切さを訴えるというものです。


FBRを今一度考える
03/02/13小林 弘昌
表題の命題に対して、その必要性を、Geopolitical な側面での従来からの推進論を整理すると同時に、「FBR を受け入れる土壌が日本にあるのか?」についての見解を述べる。


理解され信用され受入れられるPu利用への道
02/12/28澤井 定
2002/09/15日本原子力学会秋の大会における 「シニアと若手が世代を超えて率直に議論 『将来のエネルギーのパーセプション21』」 においてプレゼンテーションしたものです。原子力は、将来のエネルギー供給を支え、それはPuを高速増殖炉で利用することことが鍵です。わが国におけるPu利用の開発と実績を概観しました。〜25年にわたる新型転換炉原型炉「ふげん」と高速増殖炉実験炉「常陽」におけるMOX燃料の良好な使用実績(破損燃料検出無し)を踏まえ、両炉におけるPu利用の安全性と技術は実証されています。本稿は技術・用語解説欄の「技術の理解を深めよう」にも掲載しています。


プルトニウムについて  (PDF)
02/12/25大井 昇
原子力学会誌「意見交換の広場」に投稿した私の意見である。原子力委員会はプルトニウム利用に関する全ての関係者の徹底的な本音の議論を開始するイニシアティブを取るべきである。


核燃料サイクルの早期実現に向けて
02/12/06松永一郎
東電問題によって、プルサーマル計画の事前了解の白紙撤回という事態に至りました。更に、燃料サイクルや高レベル廃棄物処理処分に対する否定的な意見、加えて電力自由化時代には原子力発電は競争力に劣り、これからの時代には向かないといった主張があります。また、環境もエネルギー事情も全く異なるヨーロッパで盛んに行なわれている風力発電や、エネルギー密度の極めて小さい太陽光発電で代替できるといった論調も出ています。世界の実情、日本の現状を冷静に観察すると、今回のようなプルサーマルとは直接関係しないような問題により、いたずらにスケジュールを遅延しても日本にとって得なことは殆どないと思います。


刈羽村村長 品田宏夫様への書信
02/08/07天野牧男
プルサーマルを中心とした原子力発電に関するご理解により、我々の将来を明るい物にする為の一石を是非投じて頂きたいと願い、刈羽村村長品田宏夫様への書信


福島県知事 佐藤栄佐久殿
   プルサーマル計画についての質問状
        
02/07/25松岡 強
貴方がなさっているプルサーマル計画反対行動につき、国民の一人としてお聞きしたいのでご回答くださるようお願いいたします。