東電問題
東電問題に関連した公開発言

東京電力問題雑感
02/12/06澤井 定
化石燃料・核燃料資源が少ないわが国にとって、原子力は将来の日本のエネルギーを支える最有力候補と考えられます。今回の東京電力問題でクローズアップされた事柄のうち、「信用と信頼」および「プルトニウム利用」について、私見を述べます。


会員座談会要旨東電問題 この難局をこうして乗り切る 
02/11/17会員
会員討論公開コーナー会員の座談会記録を掲載しています。


東電問題の今後に憂う
02/11/10松岡 強
今後の東電問題について、事の本質をわきまえないで、ただマスコミ受けを考え規制の強化をやると、安全文化の確立に逆行したドイツの二の舞になりかねない。悪意でしたことではない事件に対しては十分にその本質を見極めた上で対応を取らなければますます悪くなるものである。原子力発電所で働く人達が納得いくような、国民から感謝されるような雰囲気の中でこそ、真の安全文化というものは育まれるものである。


今こそ求められる有効なインテグリティ・コンプライアンスシステム作り  
02/10/26林  勉
今回の東電問題を契機に改めて企業コンプライアンスのあり方が問われている。真に有効なコンプライアンスとは何かについて企業での経験をもとに論じている。


原子力安全・保安院中間報告に関するパブリックコメント  
02/10/22森島 茂樹
この意見は原子力安全・保安院HPの東電問題中間報告パブリックコメントととして投稿したものの紹介である。


東電問題後の分析  
02/10/19松岡 強
今回の事件や電力自由化の圧力により、電力会社のエネルギー問題への気概と気力が失われ短期的経営に終始したら、長期的なエネルギー危機への備えはどうなるのか。危機意識の認識のための開き直りも必要かもしれない。


原子力安全委員長宛書信 
02/10/01会員
原子力安全の「かなめ」の立場に立って、国民に向けて今回問題になっている一連の機器設備の損傷が原子力発電所の安全性に影響を及ぼすものなのか否なのかの見解を、早急にかつ判りやすい形で公表されることを切望するものです。


市民に解る「安全」の証を公に(提案)  
02/09/09岩井 正三
原子力発電を停滞させ将来に禍根を残さないためにも、国の機関、電力会社は知恵を絞って今回の損傷について「安全」の証を市民にわかり易く新聞の全面広告の如く広報すべきです。報道機関にも異例の協力が要ります。


東電事件について
02/09/09森島 茂樹
シュラウドの亀裂によって原子炉の安全性は直ちに損なわれることはありません。マスコミは幅広く取材し、非が良いという観念は改めるべきです。非は非として究明するべきです。


東電の「原発点検記録改竄」問題について 
02/09/09金子 熊夫
本件は今後適切かつ迅速に処理されないと、日本の原子力政策全体、ひいてはエネルギー政策全体に重大な影響を与える惧れがあり、一国民としては、そうならないことを切に祈るのみです。


東京電力のシュラウド問題に直面して考えたこと
-情報は正しく、広く公開する- 
 02/09/08天野 牧男
原発反対の風潮の広がりを憂う(連載)に掲載 =>


東電問題に思う 
02/09/07林  勉
原子力発電のリーダーたる東電がなぜこのような情報隠し、虚偽の報告をしたか、個人的な推測を行った。その上で問題点を抽出し、対策の提案を行った。


東京電力問題に思う
02/09/06石井 亨
原子力安全委員会はシュラウド損傷について技術的安全性に絞った見解を早急に示すべきと考えます。そして、プラントの運転再開、継続のために、原子力安全保安院はこれまでの知見からシュラウドに特化した維持基準を早期に策定し公表すべきです。